『わたしの幸せな結婚』分冊版4巻のネタバレを書いていきます。
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わたしの幸せな結婚 ネタバレ分冊版4巻
美夜はお父さんと義理のお母さんが香耶のことを褒め称えているのを見てしまいました。周りにいる使用人たちも3歳なのに見鬼の力を発動させてすごいと言っています。
それに比べて美世は能力の発現は絶望的だと言われていました。美世は両親がともに能力を持っていたのに、それを受け継ぐことができなかったのです。
美世はこうしてお屋敷の中でどんどん居場所がなくなっていくのでした。そんな美世に1人だけ優しくしてくれる使用人の人がいました。
彼女の名前は花。花は美世が蔵の中に閉じ込められたときに解雇されてしまってそれ以来会っていないそうです。
そんな過去の夢を見て、美世は目を覚まします。
2日連続でこの悪夢を見てしまうなんてと自分に嫌気がさしている美世。そんな時に持っていた着物がほつれかかっていて寿命であると言うことに気が付きました。
この着物はうろ覚えですが確か使用人の一人にもらったものだそうです。美世はこの家を出てくるときにほとんど衣装を持ってこなかったので、今度ゆりえさんに頼んで裁縫道具を借りようと思っていました。
朝早くに起きるとゆりえさんが一足先に朝食を作っていました。実は朝食を作ることになったのは、清霞が素直にまた明日作ってくれと言ってきてくれたから。
2人で朝食を作ることになり、ゆりえさんに裁縫道具を持っているかどうかを聞いてみました。彼女は後で部屋にお持ちすると言ってくれました。
そして朝食を作り並べます。清霞は自分も一緒に食べるのだと美世に朝食を食べることを勧めました。さらに彼は意外にも素直においしいと料理を褒めてくれました。
それは美世にとっては驚くべきこと。もっとも今まで誰かにこうやって褒められる事は何年ぶりかの事だったからです。感動して涙を流す美世。清霞は涙の意味がわからずに考えてしまいました。
美世が普通の名家の娘として育ってないのではと考えた久世は、斎森の家のことを調べるようにしました。そんなとき、美世の父さんと辰石のおじいちゃんが美世の処遇について揉めているのを目にし……
わたしの幸せな結婚 分冊版4巻の感想
この時点でわかっていることをまとめると、美世のお父さんもお母さんも何か凄い能力を持っていたのでしょう。
しかし何故か美世には受け継がれず、香耶だけがその力を受け継いでいるようです。
今のところ女性は見鬼の才を持っているからといって、戦場で戦うような事は無いようですが、やはり能力を持っている男性を産むためにこの世界では重宝されているのかもしれません。
そして少し前の回から、清霞は変わりつつあります。
最初こそはただのぶっきらぼうな変わった人という印象でしたが、一応その変わった性格のために今までの女性を傷つけてしまったという自覚はあるようです。
久堂自身、何かお母さんのことでトラウマがあって今までの女性に冷たく当たってしまったと言う伏線も貼られていますがいかに‥。
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わたしの幸せな結婚【分冊版】 4巻