『わたしの幸せな結婚』分冊版10巻のネタバレを書いていきます。
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わたしの幸せな結婚 ネタバレ分冊版10巻
清霞が家に帰ってくると青い顔をしている美世を発見しました。あまりにも顔色が悪いのでどうかしたのかと話しかけます。ゆりえさんが事情を説明しようとすると 何もありませんと美世は答えるばかりでした。
ゆりえさんと二人きりになった時に今日あった出来事が話されました。 清霞は自分なりに問題の解決に動いたはずなのに これでは本末転倒だと頭を悩ませていました。さらに今の自分はこんな時にどうやって声をかけて支えてやったらいいのかわからないのだと。
自分の脳裏に今まで自分に対して罵詈雑言を浴びせてきた女性たちの顔が思い浮かびました。こういう時に戸惑うばかりで何もできないから女性達から冷たいと言われるのだと。美世に対して自尊心を取り戻してもらうにはどうしたらいいのだろうかなと考えました。
そうやって頭を悩ませているとゆりえさんが笑いながら答えるのでした。女性は愛されて自信を付けるものなのだと。
それを聞いて更に少し考えてしまいました。自分の中にある感情がまだ愛なのかどうかは分からなかったからです。しかしこの先どうすればいいかだけはわかると 部屋に向かって歩き出しました。美世の部屋の前に立って話がしたいと伝えます。
しかしわずかな時間今は自分のことは放っておいてくれないかと言われてしまいました。清霞はきっと何お前の思っている悩みは気にせずともよくなることだから時間が経ったらいつでも話を聞く、と言ってその場は解散しました。
しかしそうやっているうちにあっという間に一週間が経ってしまいました。この間に二人は顔を合わせることがほとんどありませんでした。
五道が目の前に現れます。五道はきっと隊長は女性のことで悩んでいるんだろうなと全てを見透かしているようでした。
それはそうと明日は何か特別な作戦があるようです。
美世はこの一週間の間に旦那様へのプレゼントを完成させているようでした。そうやっていると珍しく自分にお客さんが来ているとゆりえさんが伝えてくれました。それは小さい頃に自分の味方をしてくれた唯一の女性の花でした。
花は自分が結婚をしたということの報告と、幸せになったお嬢様を見たかったのだと言ってくれました。しかし自分は才能がないのでこの家を出て行かないといけないと泣きながら 告げると花はこの家にどうやってきたのかを教えてくれました。
実は花は旦那様からの手紙を受け取っていたのでした……
わたしの幸せな結婚 分冊版10巻の感想
清霞は女性に対してはからっきしだとは思うのですが、やはり隊長をやっているだけあっていろんなことには気が回るようです。
恐らく自分の部下との会話の内容から今回花に手紙を送ったことだけではなく、この家に来るまで車を用意してくれたのではないかと予想されます。
清霞は美世が力を支えないと本当に思っているのでしょうか。おそらくはその諜報能力で、何か隠された力があるのではないかと見抜いていると思います。
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わたしの幸せな結婚【分冊版】 10巻